2023年 かごしま国体(2023.10.8~10.11)

成年男子ウィンドサーフィン級 栃木県代表 井上隆選手

 2023年かごしま国体にセーリング、国体成年男子ウィンドサーフィン級で栃木県代表として出場いたしました、井上隆です。

僕は、ウィンドサーフィンの学生連盟に所属していた経験を活かし、今年度から国体に挑戦し始めました。

簡単に経歴をご紹介します。

2022年4月ヨーロッパ選手権 オープンクラス 3位
2022年9月ジャパンカップ  2位
2022年10月全日本団体対抗戦  個人 2位 / 団体 4位
2022年11月全日本学生ボードセーリング選手権インカレ個人戦  7位
2023年2月全日本学生ボードセイリング選手権大学対抗戦 個人 4位 / 団体 6位
2023年6月ヒメノカップ 国体男子  3位 
2023年6月ミッドカップ 国体男子 優勝
2023年7月ドリームカップ 国体男子 3位 

そして10月、かごしま国体に出場し、結果は7位でした。

入賞できたことにホッとした反面、目指していた順位には程遠く、悔しい大会になりました。今大会は自分にとって初の国体で、さまざまな経験をしました。

 その中でも、国体艇というZIPの道具を扱うことや、サポートして頂けるコーチの存在、国民体育大会という祭典の独特の雰囲気を味わえたことが大きな経験でした。今まで学生時代乗っていた『テクノ293』といった道具ではないため、これまでの経験とポテンシャルを試されている感覚は楽しかったです。

 しかし、回数を重ねるごとに新しい発見があり、「道具のチューニングや、乗り方が今までと同じでいいのか。」という迷いが生まれました。やはり、セイリングという競技は学ぶことがつきません。

 ウィンドサーフィンを始めてからコーチの存在があったのは、今回が初めてで、とても勉強になりました。その結果、レースにも集中することができたので、とても感謝しています。

また、外を歩けば他競技の選手たちもたくさんいて、そこも刺激的でした。

そして、セーリングの会場には、競技に参加する色んな艇種の選手がいたり、応援にきている方がイタリなど、賑やかで素敵な場所でした。

鹿児島国体に出場して思ったことは?

 今大会で学んだことは、県を代表して戦うということの意味と責任です。

県を代表するからには、この栃木県という看板を背負い、その栃木県の顔になっているということを、表彰式のライブ中継のカメラを向けられている時に改めて認識しました。また、自分が出した結果次第で想像している以上に関わる人が増え、とてもいい経験をすることができました。

このような活動をさせていただく機会を設けてくださったことに感謝すると共に、責任ある仕事だと感じました。

そして自分はまた一歩成長できました。

来年の佐賀国体では、優勝を目指します。

オリンピックも視野に入れながら、これからも頑張っていきたいと思います。

応援、どうぞよろしくお願い致します。

井上隆